『野草』第105号 / 2020年10月30日 / 発行編集:池田智恵
第105号目次【特集・近現代通俗小説】 | |
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特集にあたって | 池田 智恵 |
自動車に乗る女性――朱痩菊『新歇浦潮』に描かれる「自由」 | 神谷 まり子 |
1950年代後半の台湾における通俗出版――通俗誌・香港・貸本屋 | 張 文菁 |
『荒潮』と中国における「SF的リアリズム」 | 楊 駿驍 |
【論文】 | |
曼陀『滑稽小説 女学生旅行記』における女学生描写――明治日本の『滑稽女学生旅行』との比較を中心に | 呂 輝菲 |
初期創造社の翻訳観の誕生 郁達夫の旧制高校での留学経験をめぐって | 宋 新亜 |
巴金の作品に見る獄中の革命家における死の想像―ロシア文学との比較を手がかりに― | 近藤 光雄 |
女性文学史の困難――譚正璧『中国女性文学史』を例にして | 辜 知愚 |
施蟄存における「怪奇」的美意識の形成 | 夏 麒 |
馮小剛が映し出す主旋律の外の記憶―『戦場のレクイエム』『唐山大地震』『一九四二』『芳華』をめぐって― | 阿部 範之 |
『野草』104号合評 | 阿部沙織・鄭洲・宇野木洋 |
投稿規定(表紙裏) 例会記録 会報目録 野草漫語 |