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2023年6月例会

【日時】2023年6月25日(日)13:30〜

【開催方法・場所】「2023年6月例会の開催方法」の記事をご参照ください。

津守陽○“郷土文学”を読みたがったのは誰なのか:読者と評論の面から探る

張文菁○政治と身体の抵抗――戒厳令解除に至るまでの同志文学(1970~1980 年代)

※6月例会は同志社大学で対面中心のハイフレックスで行います。

中国文芸研究会 ハラスメント防止宣言

近年、研究教育機関における以下のようなハラスメント問題が顕在化してきました。

○教育・研究上の力関係を濫用するアカデミック・ハラスメント

○相手方の意に反する性的な発言や行為によるセクシャル・ハラスメント

○民族的出自や国籍などを理由としたいやがらせを行うレイシャル・ハラスメント

○飲酒に関連した人権侵害であるアルコール・ハラスメント

 他者の属性・人格にかかわる差別的言動、嫌がらせや暴力行為、相手の意に反する性的な言動、あるいは上下関係・力関係を濫用した言動によって他者に不快感や不利益を与える行為が ハラスメントなのだと言えるでしょう。

 広義の研究教育活動はしばしば複数の機関にまたがって行われるため、所属の異なる研究者・学生等の間でハラスメントが起こることもあり得ます。そのようなハラスメントが研究者・学生等の研究活動や社会生活・人生設計にもたらす影響は、同一機関内の問題に劣らず深刻になることがありますから、関連する研究者コミュニティ全体が、ハラスメントの防止に取り組むべきでしょう。中国文芸研究会のように、個々人が完全な自由意志によって集っている 研究者コミュニティでも、ハラスメント問題が自由な意見交換や研究の障害となり、とりわけ若手研究者の研究活動にマイナスの影響を及ぼす可能性があります。

 私たち中国文芸研究会の会員は、ハラスメントの防止について以下のことを宣言します。

1 自分と相手の相互を尊重するコミュニケーションをこころがけます。

 自分をも他者をも否定することなく互いに尊重しあう姿勢によってハラスメントを防ぐとともに、本研究会の内外において基本的人権と尊厳が守られ、各自が研究・教育などの活動に安心して従事できるよう努めます。

2 ハラスメントが起こったときに、相談できるしくみをつくります。

 研究会内でハラスメントがおこった場合には、信頼できる事務局メンバーに相談してくだ さい。相談された事務局メンバーは問題を整理し、相談者の希望によっては他の会員と連携 しながら、相談者が研究会での活動を円滑に続けられるようサポートします。

(2023年度総会)

会報第499号(2023年5月)

会報第499合号目次
中国文芸研究会 2023 年度総会議案書1
中国文芸研究会ハラスメント防止宣言9
「書評の会・出店」書評
張愛玲の多元宇宙——張小虹《張愛玲的假髪》時報出版、2020 年李星雨10
如何记忆・诉说历史——許雪姫著、羽田朝子・殷晴・杉本史子訳『離散と回帰 「満洲国」の台湾人の記録』台湾学術文化研究叢書、東方書店、2021 年13
4 月例会講演会報告:陳言氏「鉄道、旅行与“華北像”的生成
——淪陥華北、殖民欲望与“知”的構建」
羽田朝子15
書評の会・出店(でみせ) 開催のお知らせ17
中国文芸研究会会報第500期記念号 原稿募集のご案内18
6月例会のお知らせ18

2023年6月例会の開催方法

6月25日の例会は、同志社大学今出川校舎、寒梅館6F大会議室にて対面で行います。午後1時半開始です。

◯ eduroamを用い、試験的に簡略なオンライン配信をいたします。

◯ zoomで配信しますが、対面中心の開催になりますので、画像や音声などが行き届かないことが予想されます。あらかじめご容赦ください。

◯ eduroamが利用可能な方は、ネットに繋げられるデバイスを持って出席することをおすすめします。所属機関で登録できるかどうかはこちらでご確認ください。
        https://www.eduroam.jp/about

◯ zoomのミーティングリンクは通常と異なります。zoom用のMLで例会前に配信しますので、ご確認ください。

総会議事録2023

【総会議事録】

2023年度総会議事録 →sokai2023

*2021年度までの総会議事録はアーカイブ用サイトをご覧ください。

『野草』第110号(2023年3月)

『野草』第110号/2023年3月31日発行/編集: 和田知久・大東和重

『野草』110号目次
【論文】
帝国を移動する――癩者・青山純三の軌跡とその文学――星名宏修1
満洲国における「永遠なるもの」――爵青の「凍った園庭に降りて」と「楽土頌」を中心に――王晴24
木心の散文からみる唯美主義画学生への追悼――「戦後カーニバル」と「此岸のクリストフ」に描かれた1940年代後半を中心に陳雪47
研究案内
小谷一郎氏の業績を回顧する 中国人日本留学生文学研究の道しるべ大東和重72
小特集「名著再読 中国現代文学研究」85
趣旨説明・趙偵宇・賈海涛・藤野真子・津守陽・谷行博・宋新亜・趙敏・丁乙・方逸韻・楊文溢・宋元祺・陳雪・高尚・小川主税・藤田敦
『野草』109号合評松浦恆雄・羽田朝子・鳥谷まゆみ・斎藤敏康156
投稿規定(表紙裏)
例会記録175
会報目録176
野草漫語178

2023年5月例会

【日時】2023年5月30日28(日) 13:30~

*ZOOMによるオンライン開催 参加方法

【内容】

『野草』110 号合評会 目次