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年別アーカイブ: 2023
会報第506号(2023年12月)
会報第506号目次 編集:和田 知久 | ||
訃報 岡田英樹先生 | ||
岡田英樹先生追悼ミニシンポジウム・偲ぶ会開催と追悼文募集のお知らせ | 1 | |
「書評の会・出店」書評 | ||
「設身処地」の実践による大きな成果 陳言『忽値山河改:戦時下的文化触変与異質文化中間人的見証叙事(1931~1945)』 | 羽田 朝子 | 2 |
危機の時代における抒情の役割の再評価 ─王徳威『史詩時代的抒情聲音 : 二十世紀中期的中國知識分子與藝術家』 | 呉 穎濤 | 5 |
「書評の会・出店」開催のお知らせ | 9 | |
中国文芸研究会 2023年11月例会のご報告 | 4 | |
2024年1月例会のお知らせ | 10 |
2023年12月例会
【日時】2023年12月24日(日)13:30∼
【場所】同志社大学 寒梅館6階大会議室
【内容】中国文芸研究会会報第500期記念号合評会 会報第500期もくじ
〇当日は『会報第500期記念号』をご持参ください。
〇12時半頃から会報の発送作業をするのでお手伝いください。
忘年会のお知らせ
【日時】12月24日(日)18:00∼(予定)
【会場】御池酔心 (地下鉄烏丸御池駅 3-2出口より地下1階)
〇大勢の会員の方のご参加を心よりお待ちしています。
〇出欠は当日例会会場でお伺いします。
『野草』第111号(2023年9月)
『野草』第110号/2023年9月30日発行/編集: 城山拓也・小川主税
【論文】 | ||
史雨 | 張資平「約檀河之水」と外国文学―『蒲団』、『復活』との比較を中心に― | (1) |
応宜娉 | 田漢における石川啄木受容―詩「はてしなき議論の後」をめぐって | (26) |
陳敏 | 革命という名のもとの「発展小説」―民国期小説における女工叙事と「金」― | (50) |
楊文溢 | 沈従文文学における空間表現―「雪」と『雪晴』作品群を通して | (71) |
阿部沙織 | 凌叔華「中華児女」の日本人表象を再考する―松岡洋右との交流を参照軸として | (97) |
王秋琳 | 『収穫』雑誌と先鋒派の作風転換―余華「夏季台風」、「呼喊与細雨」の作品生成を中心に | (126) |
李星雨 | 故郷へもどるか、漂流するか―舞鶴「悲傷」における「狂人」たちの行方 | (147) |
賈海涛 | 『繁花』初稿の誕生―「弄堂網」と投稿の前期段階を中心に― | (168) |
『野草』第110号合評 | 牧陽一・林麗婷・宇野木洋 | (195) |
投稿規定 | (裏表紙) | |
例会記録 | (211) | |
会報目録 | (212) | |
野草漫語 | (214) |
2023年10月例会
【日時】2023年10月29日(日)13:30〜
【開催方法・場所】 同志社大学 室町キャンパス 寒梅館6F 大会議室 会場案内
【内容】
胡勝◯方方「祖父在父親心中」における「知識分子」像ーー「歴史決議」への抵抗を手がかりとして
丁乙◯「無言の美」論からみる近代中国美学の展開
会報500期記念号(2023.10)
中国文芸研究会会報第500期記念号(2023年10月29日発行)
■中国文芸研究会への思い | ||
中国文芸研究会草創の15年―『野草』と『中国文芸研究会会報』の発行 | 北岡 正子 | 2 |
ヒョーセツ『狂人日記』(『中国文芸研究会会報』第58号、原載)に注釈を付す | 宇野木 洋 | 12 |
中国文芸研究会年表(1969-1990年) |
18 | |
■研究とその周辺 |
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特別展開催と方紀生、その書簡について─特別展「書簡からたどる20世紀日本・中国文人の交流 ~谷崎潤一郎、林芙美子、武者小路実篤ら日本文人から届いた方紀生宛書簡~」(2023.4.24‐5.31開催) |
鳥谷 まゆみ | 30 |
埋もれた拙論を発掘! | 青野 繁治 | 36 |
外国文学を学ぶ/教えるとはいかなる行為か―自分ごとと他人ごと― | 高橋 俊 | 44 |
長けりゃいいってもんじゃない―中国映画ロングテイク小評― | 好並 晶 | 51 |
『而已集』の中のある日付について | 谷 行博 | 58 |
ただのC-POP では済まない「玫瑰少年」に関するネット観察 ―中国大陸で上演禁止にされるまで― |
陳 雪 | 60 |
上海のスメドレーとソ連工作員ソーニャ | 尾崎 和子 | 64 |
駒田信二の足跡—旧制高校教授から新制大学助教授へ、そして高橋和巳・増田渉のことなど | 永井 英美 | 69 |
■旅行記・エッセイ |
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秋深まり、再び待つ酒宴の日─中国東北旅行記─ | 王 晴 | 85 |
北京胡同便り ~2023 年夏~ | 蔭山 達弥 | 91 |
外婆の昔語り | 鄭 洲 | 96 |
午前5時過ぎの台北・森林公園 | 松浦 恆雄 | 101 |
猫奴 | 藤野 真子 | 104 |
椎間板ヘルニア | 福家 道信 | 106 |
沖縄旅行日記 | 大東 和重 | 112 |
■「書評の会・出店」書評 |
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越境する「左翼・モダニズム」、その潜流を語る 鄺可怡《黑暗的明燈:中國現代派與歐洲左翼文藝》 |
胡 睿 | 119 |
張愛玲文学の揺籃としての香港 黄心村《緣起香港─張愛玲的異郷和世界》 |
河本美紀 | 122 |
無類のシネフィル、あるいは稀代の映画脚本家 河本美紀『張愛玲の映画史─上海・香港から米国・台湾・シンガポール・日本まで』 |
小川 主税 | 125 |
知性”与“爱国心”的较量:战争下的文学者 小松靖彦『戦争下の文学者たち―『萬葉集』と生きた歌人、詩人、小説家』 |
鄒 双双 | 128 |
■例会記録・講演記録・合宿記 |
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6月例会 |
津守 陽 | 131 |
張 文菁 | 132 | |
7月例会 |
宋 元祺 | 133 |
鄭 洲 | 134 | |
講演記録 | 小川 主税 | 135 |
合宿記 | 陳 暁淇 | 138 |
9月例会 |
羽田 朝子 | 141 |
伊 蒙楽 | 142 | |
中国文芸研究会会報総目録(第399・400・401合併号〜第499号) |
143 | |
11月例会案内 |
158 | |
交流 |
159 | |
会報漫語 |
160 |
2023年9月例会
【日時】2023年9月24日(日)13:30〜
【開催方法・場所】追ってお知らせします 野草ZOOM例会メーリングリストの関連投稿をご参照ください。
【内容】
羽田朝子○梅娘「蟹」と『華文大阪毎日』
伊蒙楽○戒厳令下の中国再現ーー呉濁流回顧録『無花果』と『台湾連翹』
中国文芸研究会会報第500期記念号 原稿募集のご案内
◎1974年に創刊され、毎月発行され続けている本会報も、2023年6月で第500期を数えることになりました。2022年度4月の中国文芸研究会総会では、2023年度6〜10月号(500~504号)を合併号として、『中国文芸研究会会報500期記念号』を発行することが承認されました。
◎ この間、会報紙面および会報電子版に募集要項を掲載し、例会でも呼びかけてきたとおり、 国内外の会員の皆様より、下のような内容・字数で原稿を募集中です。
◎締め切りは今月、9月10日、投稿・お問い合わせは yaso500kaiho [@] gmail.com までお願いします。充実した記念号になりますよう、なにとぞふるってご寄稿ください。
<募集内容>
◯[中国文芸研究会への思い]本研究会ゆかりの方々への思い、会の活動(研究会や合宿そのほか)における体験談や印象深い出来事、思
い出、今後への期待など、自由にお書き下さい。字数は800~2000字程度。
◯[研究ノート]――小論文、書評、映画評、劇評、ドラマ評、短編の翻訳、過去の翻訳の仕事にまつわる苦労や裏話、こうしたものを翻訳してほしい・したい、など、内容は自由です。字数は基本的に自由ですが、最大10000字程度まで。
◯[そのほか] ――上記にあてはまらないもの。例えば昨今のコロナ禍における授業の状況、旅行記、滞在記、留学記、あるいはそれらがコロナ禍で叶わなかったという無念、渡航が叶わないなか、どんなふうに中華圏について考え、触れたのか、近況など。字数は上記[研究ノート]を参照。
◎日頃の思い、ご研究のまとめや覚え書き、作家・作品紹介、そのほかをぜひこの機会にご発表ください。ベテラン、若手、院生など様々な年代、そして多岐にわたる専門分野の方々から多様な原稿がいただけますことを、楽しみにお待ちしています。 中国文芸研究会 会報担当者一同
中国現代文学研究者懇話会2023
◯中国現代文学に関心のある研究者が年に一回企画する集まりです。参加資格などはなく、どなたでもご参加いただけます。
◯今年は10月6日金曜日、午後二時半より大阪大学のアセンブリーホールにて、映画監督/香港城市大学教授のルイーザ・ウェイ監督をお招きし、最新作『蕭軍六記』をスクリーニングしたのちお話を伺います。
◯会場とオンラインのハイブリッド開催、どちらも参加費は1000円です。
◯会場では懇親会も行います。ぜひ奮ってご参加ください。
2023年7月例会
【日時】7月30日(日)10:30-14:30
【場所】京都大学吉田キャンパス 吉田南構内 吉田南総合館北棟2階 共北25教室
【タイムテーブル】
10:30-12:00 | 宋元祺◎春来たり、春逝きぬ―朱西甯「小翠与大黒牛」「春去也」から見る変わるものと変わらないものー |
12:00-12:40 | 昼休憩 |
12:40-13:00 | 自己紹介および事務局連絡 |
13:00-14:30 | 鄭洲◎「道ならぬ恋を語るーー林海音50年代作品から見る家族観」 |
15:00-17:30 |
Mingwei Song先生の講演会(一般来聴あり)*添付のポスターをご参照ください |