会報第507号(2024年1月)
会報第507号目次 編集:小笠原淳
▪️岡田英樹先生追悼ミニシンポジウム・偲ぶ会開催、追悼文募集のお知らせ
1
「書評の会・出店」書評
▪️手練れがキャノンを読み解くーー許子東『重讀二十世紀中國小說Ⅱ』(香港:商務印書館、2021 年)
松村志乃 2
▪️如何讲述“背阴处的女人”ーー石島亜由美『妾と愛人のフェミニズム 近・現代の一夫一婦制の裏面史』(青弓社、2023 年)
郑 洲 4
▪️書評の会・出店開催のお知らせ
7
▪️12 月例会報告
永井英美 8
▪️3 月例会のお知らせ
15
▪️2024 年 2-3 月合併号 原稿募集のお知らせ・事務局からのお願い
16
2024年3月例会
【日時】2024年3月31日(日)13:30~17:30
【場所】大阪公立大学杉本町キャンパス 文学部棟1階、122号室・大会議室
会場案内
【内容】
蔵田直美◯香港漫画再考
喬 亜寧◯陶晶孫『日本への遺書』における二つの恋愛小説
2024年1月例会
中國文藝研究會 2024年1月例會
香港文學特輯
1月28日(日曜日)
完全オンライン開催
発表 原則中国語を使用
13:00-13:05 大東和重(關西學院大學)趣旨説明
司会 宋新亜(大阪大學博士)
13:05-13:25 濱田麻矢(神戶大學)《候鳥在我城裡織巢的時候》
13:25-13:45 高尚(神戶大學博士研究生)《論西西「故事新編」對魯迅的繼承》
13:45-14:00 質疑
司会 彭雨新(北京第二外國語學院)
14:00-14:20 葉倬瑋(香港教育大學)《海的現代抒情之完成:1950年代香港文學的海洋書寫》
14:20-14:40 李卓賢(臺灣清華大學博士研究生)《戰後重建時期的香港文學再創作:傑克《改造太太》對蕭伯納《賣花女》電影轉化與日譯》
14:40-15:00 質疑
15:00-15:10 休憩
15:10-15:30 参加者自己紹介
司会 鄒双双(中山大學)
15:30-15:50 江凱斌(澳洲國立大學博士候選人)《陌眼裡尋找過去:論香港人對九龍城寨的鄉愁》
15:50-16:10 許雯君(名古屋大學博士研究生)《蕭紅在香港時期的創作心理研究:以小說中的風景描写為中心》
16:10-16:30 呉穎濤(大阪大學博士候選人)《論蔡炎培:語言的越境與時間意識》
16:30-17:00 質疑
会報第506号(2023年12月)
会報第506号目次 編集:和田 知久 | ||
訃報 岡田英樹先生 | ||
岡田英樹先生追悼ミニシンポジウム・偲ぶ会開催と追悼文募集のお知らせ | 1 | |
「書評の会・出店」書評 | ||
「設身処地」の実践による大きな成果 陳言『忽値山河改:戦時下的文化触変与異質文化中間人的見証叙事(1931~1945)』 | 羽田 朝子 | 2 |
危機の時代における抒情の役割の再評価 ─王徳威『史詩時代的抒情聲音 : 二十世紀中期的中國知識分子與藝術家』 | 呉 穎濤 | 5 |
「書評の会・出店」開催のお知らせ | 9 | |
中国文芸研究会 2023年11月例会のご報告 | 4 | |
2024年1月例会のお知らせ | 10 |
2023年12月例会
【日時】2023年12月24日(日)13:30∼
【場所】同志社大学 寒梅館6階大会議室
【内容】中国文芸研究会会報第500期記念号合評会 会報第500期もくじ
〇当日は『会報第500期記念号』をご持参ください。
〇12時半頃から会報の発送作業をするのでお手伝いください。
忘年会のお知らせ
【日時】12月24日(日)18:00∼(予定)
【会場】御池酔心 (地下鉄烏丸御池駅 3-2出口より地下1階)
〇大勢の会員の方のご参加を心よりお待ちしています。
〇出欠は当日例会会場でお伺いします。
『野草』第111号(2023年9月)
『野草』第110号/2023年9月30日発行/編集: 城山拓也・小川主税
【論文】 | ||
史雨 | 張資平「約檀河之水」と外国文学―『蒲団』、『復活』との比較を中心に― | (1) |
応宜娉 | 田漢における石川啄木受容―詩「はてしなき議論の後」をめぐって | (26) |
陳敏 | 革命という名のもとの「発展小説」―民国期小説における女工叙事と「金」― | (50) |
楊文溢 | 沈従文文学における空間表現―「雪」と『雪晴』作品群を通して | (71) |
阿部沙織 | 凌叔華「中華児女」の日本人表象を再考する―松岡洋右との交流を参照軸として | (97) |
王秋琳 | 『収穫』雑誌と先鋒派の作風転換―余華「夏季台風」、「呼喊与細雨」の作品生成を中心に | (126) |
李星雨 | 故郷へもどるか、漂流するか―舞鶴「悲傷」における「狂人」たちの行方 | (147) |
賈海涛 | 『繁花』初稿の誕生―「弄堂網」と投稿の前期段階を中心に― | (168) |
『野草』第110号合評 | 牧陽一・林麗婷・宇野木洋 | (195) |
投稿規定 | (裏表紙) | |
例会記録 | (211) | |
会報目録 | (212) | |
野草漫語 | (214) |
2023年10月例会
【日時】2023年10月29日(日)13:30〜
【開催方法・場所】 同志社大学 室町キャンパス 寒梅館6F 大会議室 会場案内
【内容】
胡勝◯方方「祖父在父親心中」における「知識分子」像ーー「歴史決議」への抵抗を手がかりとして
丁乙◯「無言の美」論からみる近代中国美学の展開
会報500期記念号(2023.10)
中国文芸研究会会報第500期記念号(2023年10月29日発行)
■中国文芸研究会への思い | ||
中国文芸研究会草創の15年―『野草』と『中国文芸研究会会報』の発行 | 北岡 正子 | 2 |
ヒョーセツ『狂人日記』(『中国文芸研究会会報』第58号、原載)に注釈を付す | 宇野木 洋 | 12 |
中国文芸研究会年表(1969-1990年) |
18 | |
■研究とその周辺 |
||
特別展開催と方紀生、その書簡について─特別展「書簡からたどる20世紀日本・中国文人の交流 ~谷崎潤一郎、林芙美子、武者小路実篤ら日本文人から届いた方紀生宛書簡~」(2023.4.24‐5.31開催) |
鳥谷 まゆみ | 30 |
埋もれた拙論を発掘! | 青野 繁治 | 36 |
外国文学を学ぶ/教えるとはいかなる行為か―自分ごとと他人ごと― | 高橋 俊 | 44 |
長けりゃいいってもんじゃない―中国映画ロングテイク小評― | 好並 晶 | 51 |
『而已集』の中のある日付について | 谷 行博 | 58 |
ただのC-POP では済まない「玫瑰少年」に関するネット観察 ―中国大陸で上演禁止にされるまで― |
陳 雪 | 60 |
上海のスメドレーとソ連工作員ソーニャ | 尾崎 和子 | 64 |
駒田信二の足跡—旧制高校教授から新制大学助教授へ、そして高橋和巳・増田渉のことなど | 永井 英美 | 69 |
■旅行記・エッセイ |
||
秋深まり、再び待つ酒宴の日─中国東北旅行記─ | 王 晴 | 85 |
北京胡同便り ~2023 年夏~ | 蔭山 達弥 | 91 |
外婆の昔語り | 鄭 洲 | 96 |
午前5時過ぎの台北・森林公園 | 松浦 恆雄 | 101 |
猫奴 | 藤野 真子 | 104 |
椎間板ヘルニア | 福家 道信 | 106 |
沖縄旅行日記 | 大東 和重 | 112 |
■「書評の会・出店」書評 |
||
越境する「左翼・モダニズム」、その潜流を語る 鄺可怡《黑暗的明燈:中國現代派與歐洲左翼文藝》 |
胡 睿 | 119 |
張愛玲文学の揺籃としての香港 黄心村《緣起香港─張愛玲的異郷和世界》 |
河本美紀 | 122 |
無類のシネフィル、あるいは稀代の映画脚本家 河本美紀『張愛玲の映画史─上海・香港から米国・台湾・シンガポール・日本まで』 |
小川 主税 | 125 |
知性”与“爱国心”的较量:战争下的文学者 小松靖彦『戦争下の文学者たち―『萬葉集』と生きた歌人、詩人、小説家』 |
鄒 双双 | 128 |
■例会記録・講演記録・合宿記 |
||
6月例会 |
津守 陽 | 131 |
張 文菁 | 132 | |
7月例会 |
宋 元祺 | 133 |
鄭 洲 | 134 | |
講演記録 | 小川 主税 | 135 |
合宿記 | 陳 暁淇 | 138 |
9月例会 |
羽田 朝子 | 141 |
伊 蒙楽 | 142 | |
中国文芸研究会会報総目録(第399・400・401合併号〜第499号) |
143 | |
11月例会案内 |
158 | |
交流 |
159 | |
会報漫語 |
160 |
2023年9月例会
【日時】2023年9月24日(日)13:30〜
【開催方法・場所】追ってお知らせします 野草ZOOM例会メーリングリストの関連投稿をご参照ください。
【内容】
羽田朝子○梅娘「蟹」と『華文大阪毎日』
伊蒙楽○戒厳令下の中国再現ーー呉濁流回顧録『無花果』と『台湾連翹』