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2001年度総会報告



 4月21日午後2時より、白雲荘において、中国文芸研究会2001年度総会が開催された。参加者は、関西在住の会員を中心に約30名。

 総会議案の提案は、「2000年度活動報告」については宇野木、「2001年度活動方針」については青野によって行なわれた。総会議案の基調は、現在、研究会は「転換期」を迎えており、担当者個人ないし少数の人に負担が集中する運営体制を改めていくこと、会員一人一人が主体的に研究会活動に「参画」し、運営にも積極的に参加することが本当に重要になってきている、という点にあった。そのためにも、実務を分担し「みんなで担う」運営のあり方が、過渡的な側面もありながら提起されたと言えよう。例えば、「活動方針」の会報に関わる部分では、従来は「会報の発行」となっていたところを「会報の発行と発送」に改め、発送実務の具体的な分担のあり方などにも踏み込んだ提起を行なっているのも、その一例である。

 総会議案提案後、20分程度、意見交換が行なわれた。議案の基調・主旨について理解を深め、かつ共通認識を広げる議論がなされたと言えよう。また、研究活動の向上という点では、例会報告と雑誌掲載の連動といったことに関して、積極的な意見も提出された。総会議案は基本的に了承された。

 最後に、総会でも報告され議論されたのだが、「2000年度会計報告」と「2001年度予算」が総会に提案できなかった点について、事情説明とお詫びをさせていただく。上述のような運営体制のあり方の変更が年度末より進められてきていたのだが、まだ過渡的な状況もあって、今回の総会には間に合わなかったというのが実状である。今後、早急に作業を行ない、少しでも早く会員の皆さんに報告(会報で行なう)できるようにしなければならないと考えている。この点について、心よりお詫びいたします。(宇野木記)


 2001年度 中国文芸研究会総会議案 
(於2001.4.29 白雲荘) 

T.2000年度活動報告

*2000年度は『野草』刊行30周年であった。記念の年にふさわしく、本研究会の活動は、『野草』『会報』の発行を始め、「例会」「夏期合宿」などにわたって、全般的には従来の水準を守ってきたと言える。

*会員数も270名(2001.4.1現在)と安定的な増加傾向にあり、とりわけ若手層の加入が目立っている。ただし、こうした若手層の力を研究会の活力につなげていく点では、未だ課題を残している。*運営面では、各担当者が自己の役割を実現して、 順調に研究会活動が展開された。ただし、一部の担当者に負担がかかりすぎているといった問題も顕在化し、運営のあり方をめぐって、事務局として幾度か意見交換を行なった。その内容と方向性については、今年度方針に反映されている。また、こうした議論の過程で、この間の懸案であった会計報告についても一定の整理を行なうことができた。今後、事務局の役割(分担体制と全体の調整など)を実践的に工夫していくことを通じて、実務や運営を直接的に担う会員を増やし、研究会の活性化につなげていく必要がある。「研究会の運営は参加者みんなで担おう」の精神を広げていくこ とが重要な課題となっている。

*以下、各事業項目に従って活動状況を報告する。

(1)『野草』刊行について


*第66号(編集担当:青野繁治)、第67号(同:好並晶=副担当:宇野木洋)は予定期日に刊行することができ、第68号(同:斎藤敏康)も編集作業が進みつつある。印刷担当者(平坂仁志)を始めとする関係者の努力により、順調に刊行できたことを確認したい。

*内容面では、幾篇かの力作論文などを掲載することができた。また、作家インタビューの掲載や初の「建国後17年」特集など、新たな工夫も図られた。ただし、「特集」のあり方と「原稿審査(査読)」のシステム化については、継続的に検討していかねばならない。

*関西在住の会員の場合は、例会・夏合宿における報告・討論の後に『野草』に執筆することが望ましいという方向性は、この間、徐々に実現してきている点は喜ばしい。

*会員からの積極的投稿が若干減少傾向にあることや、締切厳守の弱まりなどが、編集作業の困難と遅れの一因ともなっている。今後、締切の厳守を徹底し、「原稿審査」の機能とあり方を検討すること、長期的な編集計画を策定することが重要である。 


 

(2)『会報』発行について


*和田知久・好並晶・今泉秀人・藤野真子・梁有紀・大塚ゆう美の編集担当者の努力によって、第223号(5月)〜第234号(4月)まで順調に発行した。遠隔地在住者による編集という試みも、コンピュータネットワークを用いた協力体制により定着しつつある。

*興味深い内容の連載も複数開始され、「次号が待ち遠しい」「バックナンバーはないのか」といった声も寄せられている。しかし、投稿を増やしつつ内容充実と多様化を図ることは、近年来の課題として今後も引き継がなければならない。「交流」は、 会員の意識的努力とコンピュータネットワークの活用により、充実しつつある。また、「例会」記録が毎号掲載されたことなども、貴重な前進だった。

*「例会」との連係を強めると同時に、誰でも気楽に投稿できる、機動性のある研究情報誌としての『会報』のあり方を更に工夫していくことが課題となっている。
 

(3)「例会」開催について


*年間10回の開催を確保し、毎回コンスタントな参加者を得て安定的に開催しており、発表内容も基本的に高い水準となりつつある。参加者は若手層が増加している一方で、中堅・ベテラン層に若干の減少傾向が見られる。ただし、発言者が限られる状況も存在しており、今後、より多くの参加者からの積極的な発言が期待される。

*『野草』特集関連の報告や「書評の会」そのものが「例会」に組み込まれる点など、担当者(北岡正子・木村知美)の工夫によって、「例会」の活性化に向けた試みが図られた。「例会報告→『野草』論文掲載→例会における合評」というサイクルがかなり実現しつつあることは大切にしたい。

 

(4)「夏期合宿」について


*昨年度は、担当者(斎藤敏康・上田なおみ・梶谷智恵)の企画により、8月29〜31日の3日間にわたって滋賀県近江八幡市「滋賀県年金休暇センター」において開催された。参加者はのべ21人と、例年より増加傾向にあった。
*『野草』特集関係の報告と個人発表、会員の著書に対する書評という多彩な内容となり、計8名(会員外の日本文学関係者も含む)に及ぶ豊かな報告に基づき、活発な議論を行なうことができた。また、若手層を中心とした新たな交流の輪のひろがりと、水郷に囲まれた静かで美しい環境とによって、参加者にとっては充実した思い出に残る内容となった。

 

(5)「野草基金特別事業」関係について


*全国的にも話題になった『今天』復刻版(1997年度)がほぼ完売し、これに関わる特別事業は完了できた。

*その他の活動については「開店休業」的な側面が強く、本研究会にふさわしい企画案を引き続き検討していく必要がある。

 

(6)「野草ネットワーク」について


*事務局の連絡、『野草』『会報』の編集などにとって、コンピュータネットワークは不可欠である。今後、フェイス・トゥ・フェイスの場とネットワークの、双方の連係が重要となっている。

*ホームページは、担当者(青野繁治)の努力により、徐々に充実したものになりつつある(WWW http://aonoken.osaka-gaidai.ac.jp/~aono2/bungei/bungei.shtml )。しかし、担当者が1人であることもあって、情報の更新が滞りがちな状況も生じている。体制についての検討が必要である。

*1999年度に念願の「野草メーリングリスト」と「事務局メーリングリスト」が設置された。会員の交流の場として、また実務作業のスムースな進展に向けて、今後の有効な活用のあり方を工夫したい。なお、ホストコンピュータの関係から、2000年度末に、各々のアドレスと登録方法が変更になったので留意いただきたい。

U.2001年度活動方針


*2001年度は「中国文芸研究会」にとって一つの転機となると考えられる。そのもっとも大きな事柄として、事務局の立命館大学から大阪外国語大学への移管がある。これに伴って運営体制をスムーズに移行させ、『野草』研究会の全般的活動の水準維持と向上につながるように努力しなければならない。

*そのためには、事務局の仕事を合理化し、明確な分担体制を確立し、各種活動が連係しあえる円滑な運営を図ることが必要である。
*その際には、大学院生を中心とする若手層に主体的・積極的な参加と具体的な役割の分担を呼びかけたい。「(例会への)参加」から「(研究会への)参画」へと、どう踏み出していってもらえるか、活動の工夫を続けるとともに、若手層の自主的積極的取り組みも歓迎したい。会員自身による「参画」型の研究会活動を目指すことを目標とする。

1.各種研究活動について

 

(1)『野草』刊行


*会員の研究成果を公表する場として常時機能するように、いっそうの工夫を図ると同時に、従来通り「特集」を軸にした展開も進める。なお、締切厳守の徹底を図ることが、「原稿審査(査読)」、版下作成を含む全ての編集作業を円滑に進める前提条件である点を強調しておく。

*そのためにも、「例会」との連係をよりいっそう重視し、「例会報告→『野草』論文掲載→例会における合評」というサイクルのいっそうの確立を図る。『野草』編集担当者は、特集テーマを早期に決定し、執筆者と連絡を密にして、上記のサイクルがゆとりをもって円滑に進行するようはかる。

 たとえば、
1、『野草』の編集企画を、半期毎に一年前にきめる。→「会報」で宣伝する。
2、編集者(複数でもよい)は、特集のための報告者を半年前にきめて、できるだけ
例会で報告をしてもらう。
3、報告者は、報告後二か月目に原稿を提出して、査読にまわす。

*「原稿審査(査読)」の方法については、必要に応じて編集委員会を開催するなどして、客観性と公平性を保持できるようにつとめる。査読者名は原則として非公開とする。

*査読者の役目は、原稿の掲載の可否を判定するところまでとし、その後の問題にはかかわらないことを原則とする。

*執筆者は「合評」の場に出席することを期待したい。また「例会」に参加できない会員のためにも、「合評」の経過を『野草』誌面に反映させるようにする。

*当面の発行計画は以下の通りである。

 第68号──2001年3月末締切、2001年8月1日刊行予定。編集担当:斎藤敏康
 第69号──2001年9月末締切、2002年2月1日刊行予定。編集担当:和田知久・谷行博
 第70号――2002年3月末締切、2002年8月1日刊行予定。編集担当:是永駿

*70号の編集手順の目安:2001年5-6月に企画→2001年9月までに特集関連報告者をきめる→同年10,11月の例会で報告する→同年12月,2002年1月に原稿提出→査読→同年3月、もし訂正などがあれば、修正稿を提出する。→2002年8月発行。

*原稿の応募は、以上のスケジュールを会員に「会報」などで周知徹底したうえで、締切を厳守して頂くことを条件とする。

*原稿は、その都度うけつけることにし、いったんボツになったものは、再度応募してもらう。優先権は認めない。

(2)『会報』発行及び発送


*和田知久・好並晶・今泉秀人・藤野真子・永井英美・井上薫の編集担当体制によって発行する。

*内容の充実・活性化をいっそう図っていくことが課題である。この間、若干弱まっている「交流」欄を充実させる必要がある。事務局でも工夫を図るが、全国の会員の皆さんも、「野草メーリングリスト」などを活用して研究情報を寄せていただくようお願いしたい。

*各号は編集担当者の裁量で「論文時評」「書評」「舞台・映画評」「個人蔵書紹介」といった企画や、「修士論文紹介」欄(若手層の研究テーマ紹介コーナーにもなろう)などコーナーの新設を工夫する。「例会」記録は原則として、「例会」の発表者に執筆をお願いする。海外留学者と連絡を密にし、現地レポートを書いてもらえるようにする。海外留学者はE-メール・メーリングリスト等を通じて現地レポートを寄せるように努力されたい。

*編集担当者・〆切・原稿送付先は以下の通り

  〆切 編集担当者 原稿送付先
4月号 3月末日 和田知久 和田知久
今泉秀人
平坂仁志
5月号 4月末日 好並晶
6月号 5月末日 今泉秀人
7月号 6月末日 藤野真子
8月号 7月末日 永井英美(副:平坂仁志)
9月号 8月末日 井上薫(副:今泉秀人)
10月号 9月末日 和田知久
11月号 10月末日 好並晶
12月号 11月末日 今泉秀人
1月号 12月末日 藤野真子
2月号 1月末日 永井英美
3月号 2月末日 井上薫


 原稿は、原則としてフロッピィ入稿にプリントアウトを添付(外字部分を明記)することとし、返却は行なわない。ただし、原稿・写真などの返却を希望する場合は、その旨を申し出て、返信用封筒(切手添付)を同封することとする。なお、Eメールによる入稿も受け付けるが、その際も別便でプリントアウトを郵送すること。

*なお経費節減と事務の簡素化のため、これまで行っていた、海外研究機関・研究者への贈呈及び海外留学者への配送サービスを廃止する方向で検討する。

*会報のページ数は、最大12ページを超えないように編集し、それを超える原稿については、原則として次号回しとするか、不採用とすること。

*会報の発送にあたっては、編集担当者は、担当する号の目次及びページ数を事務局メーリングリストに報告すること。

*発送に必要な封筒・糊などの文房具は、会場(大阪経済大学谷研究室及び白雲荘)に備え置くこと。発送用の切手は、80円のものを年度初めに必要枚数だけ買っておく。『野草』と『会報』を同時発送する場合はどうするか。

*会報をオンライン化し、ホームページから目次だけでなく、本文も読めるようにすることが可能かどうか検討する。会報のHTML化については、会報の編集者とネットワーク担当者が連絡をとりあって行うこと。

(3)「例会」開催


*「例会」の開催は、例年通り、年10回とする。各月最終日曜=午後1:30開会。ただし7・8月を除く(「夏期合宿」を例会に充当)。また、12月は忘年会を兼ねるため、最終日曜開催とは限らない。

*講演(会員外・他領域・外国人研究者などを含む)・書評を年間各1回程度、適宜行なう。『野草』合評は、討論内容を『野草』誌上に掲載する。『野草』の「特集」テーマに関する報告は、必要に応じて数回組み込むこととする。それら以外が個人会員の自由な研究発表の場となる。準備の都合上、研究発表希望者は早目に申し込むことをお願いしたい。コメンテイターについては臨機応変に考える。

*「例会」担当係は、北岡正子とし、報告者の調整と企画を図る。

*具体的スケジュール(「例会」カレンダー)などは以下の通りとする。
 現在、決定している報告予定者。なお、単純計算では、通年14回の発表の機会があるが、随時、『野草』の「特集」関連報告、講演・書評などが入る。現在のところ、夏合宿では「特集」関連の企画をも組み込む。「小説テクストの生成」(仮題)を実施する予定である。

報告一 報告二
4月 総会 講演:小森陽一氏
5月 陳慧・卞惟行
『葉廣?「到家了」にみる対日観』
★上原かおり「張抗抗について」
6月 ★山本透江「朱文について」 ★井上薫『郁達夫─作品にみる「性」の近代化』
7-8月 (「夏期合宿」を7・8月例会にあてる)
9月 『野草』68号合評
10月  
11月  
12月 忘年会(講演・書評など)
1月    
2月    
3月 『野草』69号合評

(★『野草』特集関係)


 会場は、偶数月は白雲荘(京都会場=京都市上京区寺町上立売上ル2筋目西入ル Tel 075-231-1320)とし、奇数月は大阪経済大学(大阪会場=大阪市東淀川区大隅2-2-8)とする。ただし、1月例会は、入試の関係で会場変更になる可能性があるのでご注意いただきたい。

 会場の予約は偶数月会場の白雲荘に関しては、一括して予約をとってあるが、12月は月末の日曜とは限らないため、日程が決まり次第、岡田英樹または斎藤敏康を通じて予約をいれなければならない。奇数月会場の大阪経大については谷行博を予約の担当とする。

 発表希望者は、例会担当:北岡正子まで直接電話で申し込むこと。

(4)「夏期合宿」開催


*集中的な研究交流の場として、今年度も「夏期合宿」を実施する。テーマ・報告者・場所などについては、合宿担当:斎藤敏康を中心に具体化を図る。

*現在までに決定している「夏期合宿」スケジュールは以下の通り。
 日時:未定
 場所:未定
 内容(案):中心テーマは未定。個人発表については希望者募集中。

(5)「書評の会」


*「書評の会」は、昨年度は例会前に行う形では十分展開できなかったが、「例会」自体を「書評の会」として、ある程度の実績をあげた。開催の方法や時間などを工夫するなど今後の課題も多い。当面「例会」のなかに組み込む形で実施していくが、引き続き運営のあり方を検討していく。

(6)「特別事業」計画


*阪口直樹を中心に、短期及び長期的計画をねる。研究会の事業として、現在のところ、 『中国20世紀文学研究ガイド』(仮称)や『今天』増刷などが候補として挙がっているが、それらも含めて検討課題とする。

*なお、独立会計扱いとなっている「野草基金」をより有効に活用するためには、如何なる形態があり得るのか、引き続き検討を深める。

(7)「野草ネットワーク」


*コンピュータネットワークを利用した『会報』『野草』の編集の効率化は実現・定着した。コンピュータネットワークは、単に事務の効率化に留まらず、遠隔地との交流や種々の情報提供・発信手段としても、大きな可能性を持っている。それを全ての会員のものとするために、インターネットの普及なども視野に入れつつ、今年度も引き続き実践的に検討を深める。担当は青野繁治とする。

*『野草』掲載論文の検索を始め、本研究会に関する様々な情報を発信している「ホームページ」( http://aonoken.osaka-gaidai.ac.jp/~aono2/bungei/bungei.shtml )を、いっそう豊かな内容に充実させていく。特定の個人への負担を軽くするため、ホームページの管理を「野草」「会報」「例会」「記録」「その他」など項目毎に分担することが望ましいが、今後、項目毎の担当者を募集するとともに、具体化を検討していく。

*「野草メーリングリスト」(加入及び脱退に際しては、ネットワーク担当の青野 aono@osaka-gaidai.ac.jp までメールでアドレスを知らせることで加入手続きを行う)を活用した会員間の交流にも期待したい。特に論文・著書などを書かれた方は、メーリングリスト等を通じて、題名、発行所、年月日などをお知らせいただきたい。

*「電子掲示板」を充実する。現在ホームページに設置している「野草掲示板」は、余り使いやすいものではないので、もっと使いやすいものに構築しなおす。また「野草掲示板」を通じて、中国文学研究に関する情報及び会員、非会員の忌憚ない意見を吸収できるようにする。

2.運営体制について


*研究会の運営は、事務局、『野草』編集委員会及び運営委員会によって行う。若手層の参加を推進して、再編・強化を図る。

(1)事務局


*事務局は、総会決定に基づき、『会報』編集・「例会」開催・『野草』印刷などの日常的な実務を担当する。事務局担当幹事を中心とした責任体制をより明確にしていく。今年度の幹事は、宇野木洋(前半のみ)・青野繁治・松浦恒雄・阪口直樹の4人で担う。

*事務局の住所は大阪外大に移転する。

 〒562-8558 大阪府箕面市粟生間谷東8-1-1 大阪外国語大学 青野研究室気付
         電話とファックス:0727-30-5245 E-mail: aono@osaka-gaidai.ac.jp
         (連絡はできるだけE-mailでお願いします。)

*ほかに、「例会」担当:北岡正子、組織・財政担当:今泉秀人・梶谷智恵、『野草』印刷担当:平坂仁志、『会報』編集担当:和田知久・好並晶・今泉秀人・藤野真子・永井英美、井上薫、「夏期合宿」担当:斎藤敏康、「野草ネットワーク」担当:青野繁治、「特別事業」担当:阪口直樹によって事務局を構成する。

(2)『野草』編集委員会


*『野草』編集委員会は、『野草』の編集・刊行全体に責任を持ち、また「原稿審査(査読)」のあり方などを始め、中長期的な課題について検討を行なう。2001年度は、太田進・北岡正子・是永駿・阪口直樹・岡田英樹・宇野木洋・松浦恆雄・今泉秀人・青野繁治・好並晶及び本年度『野草』編集担当の斎藤敏康・和田知久・谷行博によって構成する。

*『野草』編集委員会は、必要があれば、参加者を拡大して開催することができる。

(3)運営委員会と会計監査


*運営委員会は、事務局で処理が困難な問題が生じたり、長期的・大局的な観点が必要とされる場合に、運営委員長の責任において開催され、問題の処理にあたる。その構成は、太田進(運営委員長)・筧文生・是永駿・岡田英樹・谷行博及び事務局構成メンバーとする。

*財政の健全な執行を図るべく、会計監査役を置く。会計監査役は橋本草子とする。


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